観世流緑泉会代表会主。重要無形文化財能楽総合認定保持者。(社)日本能楽会、(社)能楽協会会員。二松学舎大学文学部特任教授。1942年生まれ。一橋大学卒業。在学中に津村紀三子、その後先代観世善之に師事。1974年津村紀三子死去により緑泉会を継承。1979年小金井薪能設立以来継続公演。定例公演の他、創作能、海外公演(イギリス、スペイン、シンガポール他多数)や他ジャンルとの共演などを積極的に行う。近年もヨーロッパ、アジア各国に招聘される。2015年にはドキュメンタリー映画「踊る旅人・能楽師津村禮次郎の肖像」公開された。2016年リオオリンピックに於いて、野田秀樹氏率いる「東京キャラバン」のワークショップイベントに参加。」
[緑泉会]http://www.ryokusenkai.net/index.html
重要無形文化財各個指定保持者(人間国宝)。一般財団法人杉並能楽堂理事長。公益社団法人能楽協会会員。1937年生まれ。狂言方大蔵流・山本東次郎家四世。三世東次郎の長男。1964年芸術祭奨励賞受賞。1992年芸術選奨文部大臣賞受賞。1994年第16回観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。1998年紫綬褒章受章。2001年エクソンモービル音楽賞(邦楽部門)受賞。2007年日本芸術院賞受賞。著書に「狂言のすすめ」「狂言のことだま」「山本東次郎家 狂言の面」(玉川大学出版部)、「狂言 山本東次郎」(共著・新人物往来社)など。
ダンサー・振付家。2005年自身が演出振付するソロダンス作品『KATANA』で「驚異のダンサー」(ニューヨークタイムズ)と評され、07年ヴェネチアビエンナーレ招聘。12年発表の新国立劇場ダンス公演『曼荼羅の宇宙』で芸術選奨新人賞ほか3賞受賞。津村禮次郎氏とは02年『弱法師』以降能をモチーフとした作品制作を行い、ロシア、インドネシアなど国内外で共演している。「情熱大陸」「課外授業ようこそ先輩」などメディア出演も多く、出演映画の公開を来年に控えている。
[公式ウェブサイト]http://kaijimoriyama.com
神奈川生まれ。
幼少の頃よりクラシックバレエを始める。
2008年新国立劇場バレエ研修所にて研鑽を積む。2010年新国立劇場バレエ団契約アーティスト。古典作品のレパートリーに出演しながらコンテンポラリー作品ではソリストとして抜擢され、ソロやデュオなどの重要なパートを踊る。
2015年ファーストアーティスト昇格。
自身も振付活動に注力しており、新国立劇場の振付家育成プロジェクトでは、作品を多数発表している。外部公演、コンクールでの振付、客演も積極的に行っている。
2011年3・11東日本大震災を受け、世界中で活動をしていた「鼓童」を離れ、高橋兄弟は、地元仙台へ戻り「Atoa.」を結成。
新メンバーに阿部裕哉・木村直広を迎え、全国各地で和太鼓の演奏を日々届けている。2016年には、演出家野田秀樹氏の元、六本木ヒルズアリーナにて公演、また東京スカパラダイスオーケストラとのコラボレーション公演を仙台PITにて果たすなど、結成6年目を迎え、更なる活躍を期待されている。
■高橋勅雄
1985年12月24日生まれ。
7歳の時に太鼓を始め、2004年に鼓童文化財団研修所に入所。
2011年まで鼓童正式メンバーとして活動。
アメリカ・ヨーロッパ・を中心とした海外公演、また日本全国を回り、約600回の公演活動を行った。
震災直後に「鼓童」を退団、2011年4月に仙台に戻り「Atoa.」を結成し、活動を開始する。
太鼓のプレイ呑みならず、舞台演出・太鼓の指導・踊りの振り付けなども幅広く努め、高い評価を得ている。
■高橋亮
1990年1月30日生まれ。
6歳の時に太鼓を始め2008年に鼓童文化財団研修所に入所。2010年には、アメリカ・カナダ・ヨーロッパを回り約100回の公演活動を行う。
東日本大震災の直後に「鼓童」を退団、兄(高橋勅雄)と共に「Atoa.」を結成、活動を開始する。
パワフルな太鼓演奏のみならず、繊細な舞いや鳴り物のパフォーマンスも得意としている。
Atoa.の曲の作曲・踊りの振り付け等も手掛け、後進の指導も担当している。
[公式ウェブサイト]https://www.atoa-official.com/